「生きるのが辛い」から、「今日生きるのが楽しい」になる魔法の言葉

今のあなたの気持ちはどうですか?

せわしなく生きる現代人。

自分のことを考える暇もないほど仕事、家事、育児に追われてる方も多いのではないでしょうか。

そんな中漠然と「なぜだか不安が絶えないが理由ははっきりと言えない。」「自分を責めてしまうことが多い。」「忙しいけれど充実感はない、、、。」「このままでいいのかわからない。」などという不安があるのではないでしょうか。

一度は誰もが思ったことがあるはず。

人それぞれ悩みは尽きないと思います。

そんな中、誰もが自分に優しくなれるそんな魔法の言葉があります。それは、、、。

もし悩んでいるのが大切な友人、恋人、子供だったら、、?

イメージしてみてください。もし悩んでいる人が大切な人だったら、、、?

ここでは恋人として話を進めていきます。恋人がいない人、子供がいない人、大切と思える友人もいない人は将来結婚する大切なパートナーをイメージしてみてください。

一人だけ想像してみてください。

その大切な人が「生きるのが楽しくない。仕事が辛い。自分の性格が好きになれない。仕事で失敗をしてしまった。」と相談してくれたら?

優しいあなたのことです。きっと思いを傾聴して共感してくれるはず。

そして大切な人の意見を尊重して話をするはずです。そしてこんな言葉をかけるのではないですか?

「落ち込む気持ちはよくわかるよ。でもあなたには笑顔で明るくて周りを元気にする力もある。大切なあなたを無条件に攻撃する人から守ってあげたい。何か楽しくなることはないかな?健康第一だよ。食事もとれていないみたいだしなにか食べに行こうか。落ち着くまで話を聞くよ。」

と。優しい言葉をかけ一緒に寄り添ってあげるのではないでしょうか?

皆さんはどんな言葉をかけるかイメージできましたか?

そう。魔法の言葉とは「自分が恋人だったらどう考えるか。」

しかし現実世界のあなたのことを考えてみましょう。

こんなシチュエーションはだれもがあるはず。

「あなたは働き始めて3年目。仕事にも慣れてきて最近は任される仕事も多くなってきた。ここでおおきな仕事が舞い込んでくるが、あなたのミスで仕事は失敗に終わってしまう。上司からも少し厳しい意見をいただいてしまう、、、。」

きっとあなたはこんなことを考えるのではないですか?

「もう終わりだ。こんなミスするなんて私はこの仕事向いてないのかもしれない、、、。上司からの評価も下がったし、ミスしたせいで昇進も遠くなった、、、。私の将来は真っ暗かもしれない。そういえばプライベートでも恋人もいないし親からは結婚は?と白い目で見られている。いいところなんて一つもないじゃないか。」

と、、、。こんな風に自分を責めたことがあるのではないでしょうか?

しかし、この状況が大切な人のことだったらどんな言葉をかけますか?

賢いあなたならもうわかるはず。そうです。ましてや大切な人に「もうこの先お先真っ暗だね。君にはいいところなんて一つもないよ。」なんて言う人はいませんよね。

そんな人がいたらきっと悪魔かサイコパスですね(笑)

他人には優しくできる。なのに自分にはネガティブになり、客観的に見れなくなる生き物。

そう。私たちは他人の事には客観的に考えることができる生き物です。

しかし自分のこととなると主観的で感情に振り回されてしまうものです。

そして自分を責めてしまう、、、。

しかしそんな時この視点があったら世界の見え方、自分の見方が変わってきませんか?

「自分が恋人だったら、、、どうする?」

実際、頭の中で自分を責めてしまったりネガティブなことを考えるだけでも脳はストレスを受けます。

ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されて交感神経が優位になってしまうのです。

ここでは詳しいことは省略しますが、ストレスが溜まってしまい様々な症状が出ることがあります。

不眠、便秘、動機、頭痛などなど、、、。そんな症状がでたらさらにリラックスできず休まらず、悪循環になってしまいます。

悪循環を断ち切り、前向きに生きていく指標にもなる。

人は誰だって落ち込むし、失敗もします。それ自体が悪いことではないのです。

そんな時に「自分が恋人だったらどんな言葉をかけてあげるか、なにをしてあげるかどんなアドバイスをするか。」と広い視野で客観的に自分を受け止め、肯定し、柔軟に対応していくことが次への一歩となるのです。

「現状に何となく満足いかない。」「やりたいことがわからない。」そんな思いをお持ちの方にも、この「もし恋人だったら。」の考え方はおすすめです。

考えてみてください。もし「自分が恋人だったら何をしてあげたい?」「恋人ができたら何をしてあげたい?」

筆者の妄想ですが私ならこう考えます。

「・行きたいところには連れてってあげて楽しい思い出を作ってあげたいなあ。・そういえばこんなこと頑張ってるんだよね応援してあげたいな。・感動的な景色見せてあげたいな。・最近働きずくめで疲れているみたいだからリラックスできることしてあげたいな。・恋人は自然体でいてほしいないつも感謝していることを伝えよう。」などなど、、、。

この考えを自分にも当てはめてみるのです。

そう、一人で叶えちゃいましょう!

人間自分が良いと思ったこと経験したことを相手にしてあげたくなるものなのです。

それって自分の奥底にある深層心理だと思いませんか?

自分=恋人で現実が変わる!?

「自分=恋人」で自分にしてあげたいことは見つかりましたか?

そこまで来たらもう後は簡単です。

「そこにたどり着くには今からできることは何だろう。」と考えてみてください。

きっと一つでも見つかるはずです。

筆者の場合、精神面では失敗したとき自分を責めるのではなくまず自分を恋人だと思って、優しい言葉をかけれるようになりました。そうするとあら不思議、現状も客観的に受け止めることができるようになったのです。

そして楽しみがなく鬱々と過ごす日々が続いていましたが、自分は綺麗な景色を見たいことがわかり、行きたい場所も増えました。そうするとその楽しみのために仕事も頑張ろうと思えるのです。

そうです。「自分=恋人」は現実を変える一歩となるのです。

今のままでいいってどういうこと?

あなたはきっと自分のいいところも、悪いところも知っていますよね。

今までのあなたは「自分はここが悪い。人よりここが劣ってるからだからがんばらなきゃ。直さなきゃ。」と思っていたでしょう。

でももし「自分=恋人」の考え方を当てはめてみたらどうでしょうか?

きっとあなたの大切な恋人のことをいいところだけ好きだと思っているわけではないですよね。

おっちょこっちょいなところも、泣き虫なところも知っていて否定していないはずです。

自分だって自分の事そう思ったっていいじゃないですか?

「今の私のままでいいんだ。」じゃあいまのままでも魅力的な私がそのうえで何をしたらさらに魅力的になるだろうか。

同じ行動をするのでも心の持ちようが全然違いますよね。

同じ「勉強」でも、ダメな自分を治すための勉強と、素敵な自分をさらに魅力的にするための勉強。

きっと自分も周りもそんな風に前向きに頑張っている自分を応援したくなるでしょう。

自分は素敵だけどもっとこうしたら素敵。

皆さんにも大切な恋人ができましたか?

幸せな人は自分が一番の恋人であり、一生そばにいてくれる味方であることに気づいているはずです。

ですから自然体ですし魅力的な人があなたの周りにもいるでしょう。

✖できない自分、足りない自分がダメだから頑張る→〇自分は今のままでも人間らしくて素敵だけどもっとこうしたいからやってみる

そんな風に考えられたら世界の見方が変わってきますね。

ほら。あなたにも少し希望や前向きな気持ちが出てきたのではないですか?

今を全肯定したうえで前向きに行動できるということです。つまり発展途上のあなたでも完璧ということです。

比較対象は他人ではありません。自分だけなのです。そして過去のあなたは今のあなたとは関係がありません。人生は点と点であり線ではないのです。

アドラー心理学にはこんな考え方があります。「目的論」という考え方です。

「目的論」とは簡単に言えば、未来に目的があるから現在の行動が選択されるという意味です。

つまり、未来の目的のために私たちは無限に道を選べるということです。過去にとらわれなくてもよいのです。

最後に。

筆者も完璧に「自分=恋人」の考え方を行えているわけではありません。

しかし、人間ですから完璧にできなくて当たり前ですし、自分に優しくできないとき、悩んだときに思い出す程度でも効果は感じていただけると思います。

読者の方々が「自分=恋人」という考え方で少しでも人生に明るさと前向きさ、希望に満ちた生き方の手助けになることを嬉しく思っています。

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