そもそもポジティブって、、、?
ポジティブ=明るい、前向きというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
実際ポジティブな人は明るく生きやすそう、、、。
しかし実際はそれは誤解であると考えます。
結論から言いますと、ポジティブ=ニュートラルな状態。ということになります。
どういうこと?これから説明していきます。
ニュートラルな状態ってどんな感覚?
皆さん得意なことはありますか?
誰もが一つや二つ得意な事があるはず。
筆者の場合は話すこと、感情豊かな事などがあります。
得意な事をしている時をイメージしてみてください。
無理をして頑張って行っていますか?きっと自然体で行っているはずです。
よくも悪くも判断の領域をこえた感覚。「無。」とでも言いましょうか。
この感覚がニュートラルな状態です。
ポジティブな人は決して無理をして前向きになっているわけではないのです。それが当たり前という感覚。
皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。仕事などで他人がなぜここでつまずいているのか理解できないときがありませんか?
その分野こそあなたのニュートラルな状態なのです。
ニュートラルの定義
ニュートラルとは中立的、どちらにも傾かないという意味だそうです。(Wikipediaより)
解釈するなら、客観的に先入観なく物事を見ることができる能力でしょうか。
ポジティブな人というのは物事を客観的に見ることが得意なうえにそこからプラスの面をとらえることができているのです。
だから失敗などしてマイナスの面が見えたとしても客観的に判断し行動を修正、次に生かす人が多い傾向があると思います。
ネガティブな人が急には前向きになれない理由。
ネガティブで悩んでいる方が急にポジティブになれない理由はニュートラル地点を通過していないからです。
グラフで表してみましょう。
今のあなたの感情、考え方がマイナスA地点だとします。
しかしプラスの面に行くには0地点を通過しなければなりません。
つまりニュートラルな状態を通過する必要があるということです。
プラス面に行くためには0地点を通過しなければいけませんよね?
ニュートラルな状態になるにはどうすればいいの!?
ニュートラルな状態。つまり客観的に物事を判断するためにはどうしたらいいのでしょうか。
客観的に物事をとらえることは別の言い方ではメタ認知と呼ばれています。
このメタ認知を詳しく知りたい方は是非本を読んでみるといいかもしれませんがここでは筆者のおすすめを紹介します。
- 感情が動いた場面を想像してみる。
- 紙に思ったこと場面など思うだけ書き殴る。
- 書いたものの中から感情と事実を分けてみる。(〇でも、マーカーでも構いません)
紙に書きだすと良いことは、自分が何を考えているか客観的に認知することができること。自分が何を対象に怒ったり悲しんだりしているのか見える化することです。
落ち着き事実と感情を分けて考えることを繰り返していくことでメタ認知能力が高まります。
「そんなこと言っても紙に書く時間なんてないよ!」
そんな方にもオススメの方法があります。
- 感情が動いた場面をイメージする。
- 尊敬できるポジティブな人を想像する。
- もしその人だったら何を考えて行動するか考えてみる。
この考え方をするだけでも一歩自分を引いた目線で考えることができるためオススメです。
感情はあってもいい。
人間ですから感情が揺れ動くことがあります。それ自体が悪いことではないのです。
その感情をどう取り扱っていくかが大切になってきます。
誰だって楽しくいきたいですよね。そんな時このニュートラルな状態に戻ることを意識することをお勧めします。
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